鉄道でいろいろやるブログ

タイトルの通り、鉄道に関するいろいろなことを紹介します。 メインは、模型工作や雑記、たまに発達障害の話題も。

これは先日私が経験したクレジットカードのトラブルです。
カード会社は伏せさせていただきます。
この記事の内容は全て事実であることを宣言いたします。

今月17日のことです。
スマホにメールが来たので見てみると、カード会社からの「【速報版】カード利用のお知らせメール」という件名でした。
メールの内容は、「12月16日に500円の利用があった」というものでした。
送信元のアドレスに間違いはなく、詐欺メールではありません。

しかし、12月16日にはクレジットカードを使っていません。身に覚えのないものです。家族も私のカードの使い方は知りません。
そしてこの時点ではまだ明細は出ていません。
私はクレジットカードの利用にはいつも最新の注意を払い、引き落とし口座の残額を確認してから決済する、1か月の間に使える回数は基本的に1回までに制限するなど、ビビり丸出しの使い方をしているのです。
なので、忘れることはないのです。
PCでのwebの閲覧履歴も見て、決済を伴うようなサービスの利用や、詐欺サイトの閲覧がないことも確認しました。
また、スマホにニコニコ動画のアプリを入れたので、「そのときに課金が必要なアプリが入ったのでは?」とも思いましたが、Playストアに紐づけている当該クレジットカードは、4月に期限が切れてそのままになっていました(4月からの新しいカードへの切り替えがまだ済んでいない)。
なのでこの可能性もなしです。

カード会社のコールセンターに電話したところ、混雑中なので断念しました。(20秒ごとに電話代約10円で、定額プラン対象外のため)

しかし、身に覚えのない利用が今後増えたり、万が一犯罪にでも利用されていたら私が冤罪になる可能性もあります。

とりあえず、未設定だった第2パスワードと本人認証パスワードを設定しました。

翌18日、コールセンターの営業開始の9:30に合わせて電話をかけたものの、音声ガイダンスに従っている間にコールセンターが混雑したのでこの日も断念しました。



19日朝、カードのユーザページを見ると、500円の正体が分かりました。
Amazonプライムの会費でした。
何かの拍子にAmazonプライム会員になったものと思い、Amazonを確認してみると、
プライム会員にはなっていませんでした

これで不正利用が濃厚になってきました。

これを確認したのは9:25頃。
コールセンターの営業開始まであと数分なので、「今電話をかけて音声ガイダンスに従えば、ジャストタイミングでオペレーターにつながるはず」と思い、すぐ電話を掛けました。
目論見通り、待ち時間なしでオペレーターにつながりました。
事情を説明したところ、
「カード情報が漏洩している可能性があるため、現在のカードを停止し、再審査のうえ新しいカード番号のカードを送る」
ということになりました。
新しいカードが届くのは1週間~10日ほどとのこと。


ここからは余談です。

このカードはメインで使っているカードなので、使えなくなるのは不便です。
しかも、代わりのカードを作る際の再審査に万が一落ちればアウトです。

そこで、クレジットカードが必要になった場合は、あまり使わず放置中だったYahoo! JAPANカードを使うことにしました。
しかし、こちらの引き落とし口座にしているPayPay銀行(ジャパンネット銀行)はメインバンクではないのでこちらも放置状態。
しかも、先月限りでワンタイムパスワードを発行するトークンというキーホルダー型の機械が廃止され、スマホのトークンアプリに切り替わったのです。

しかし、そのトークンアプリをインストールした時、PayPay銀行へのログインに失敗していたのです。
まず、PCでPayPay銀行へのログインを試みました。
口座番号+パスワードを入れてもログインできません。
詰んだかと思いましたが、ログインIDを設定したことを忘れていました。
(PayPay銀行のログインは、任意でログインIDを設定でき、この場合、口座番号+パスワード+ログインIDの入力が必要になる)
これでようやくPayPay銀行へのログインができ、Yahoo! JAPANカードを使う準備ができました。


とても不安になる経験でした。
どこで情報が洩れるか分からないのが恐ろしいですね。

前回から間が空いてしまいましたが、前回に引き続き、Oスケール東急7000系の続きです。

今回から足回りです。


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車輪は板目表紙をコンパスカッターで切り抜いて作りました。
貼り重ねて厚みを出したのではなく、中は空洞になっています。

プーリーは同様に目表紙をコンパスカッターで切り抜いたものを貼り合わせています。
モーターは、以前から手元にあったものを引っ張り出しました。


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最初に考えた動力伝達方式はベルトドライブです。
モーターと車軸に取り付けたプーリーに輪ゴムをかけます(本来であれば「プーリーベルト」という専用のものを使います)。

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電池ボックスを取り付けます。
仮の段階なので、はんだ付けはしません。

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足回りに車体を被せます。
スイッチは買っていなかったので、簡易にネジとクリップを接触させて通電させます。(もちろん仮)

しかし、このベルトドライブは失敗でした。
・うまく動かない
・動いたとしても遅すぎる
・電池を増やしたら回転力がありすぎて、プーリーが輪ゴムを振り払う

という結果に終わりました。

ギアドライブに変更です。




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モーターと同じく、手元にあったギアボックスです。

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クラウンギアを取り出しました。

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で、このように台車に取り付けました。

しかし、この方法も失敗でした。
台車枠も板目表紙で作ったので、モーターの重さで歪んでしまったのです。

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ならばと思って次に考えたのが推進軸によって伝達する方法です。
推進軸は竹串で、曲がっている部分は虫ゴムで接続します(これでユニバーサルジョイントの役割をする)。
台車には推進軸がブレないようにストローを取り付け、そこに推進軸を通しています。


しかし、これも失敗でした。
1つ前の方法でもそうでしたが、ギアドライブにしてからは、
ギアが回らず、モーター軸だけが空回りしている
という結果ばかりで、全く走る気配がないのです。

ベルトドライブを試してから約10日、動力の試行錯誤が続きました。
上手く走る気配はなく、まさに「動力地獄」です。

次回に続く




2002年から2006年まで、誠文堂新光社から「おとなの工作読本」というムック本が刊行されていました。
Wikipediaには
主にかつての工作少年を対象とした物で、当時、高嶺の花だった、ラジオや鉄道模型等、かつての工作少年の心をくすぐる紙面構成となっており、当時の「模型とラジオ」や「子供の科学」、「初歩のラジオ」の製作記事を解説と共に掲載している。
と記述されています。
さて、この「おとなの工作読本」No.8(2005年刊行)には、1961~1962年の「模型とラジオ」誌に掲載されたOゲージの作り方の記事が復刻で掲載されていました。
記事は、浜野益男氏による京成3000形(1961年7月号)、京急1000形(1962年5月号)、東急7000系(1961年10月号)の3本でした。これらの車両は言うまでもなく「旧」(初代)の方であり、現在運用されている形式ではありません。




管理人はこれを2008年秋ごろに書店で見かけ、記事をパラパラと見てみて、東急7000系のコルゲートを糸を貼って表現するという方法が印象深く残っていました。

約1年前、図書館でこの「おとなの工作読本 No.8」を見返したのですが、最近になってこのことを思い出し、ふと「作ってみたい」と思い立ちました。


ですが、Oゲージの部品やレールは、いろいろな意味でなかなか入手できませんし、自作するにしても大がかりです。

そこで、邪道であることは承知で次のようなコンセプトで作ることにします

  • 車輪・レールも紙や木材で自作する
  • 電源は電池とし、スイッチのON/OFFだけで走行(もちろん速度調整は不可。ただ走れば○)
  • 電車・気動車の場合、足回りは使い回し



というわけで、図書館で「おとなの工作読本 No.8」を借りました。

作るのは東急7000系です。
理由は、「糸を貼ってコルゲートを表現する」というのが興味深かったからです。

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寸法図をもとに工作用紙に罫書きします。
やはりOゲージはデカいですね・・・

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窓を抜きました

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外貼りと内貼りを貼り合わせました。

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組み上げました

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補強材の入れ方は特に書かれていなかったので自己流で入れます。
中央に、床板をネジで止める梁を取り付けます。
床板から上に突き出たネジを抜き差しすることで、着脱可能な足回りを固定します。

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で、ここからコルゲートの表現です。
本文では「1mmΦぐらいの糸」(原文ママ)、「太めの木綿糸(縫糸)」とありますが、管理人はキャン★ドゥでタコ糸を買ってきました。

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タコ糸を真っ直ぐ貼っていきます。
本文では
「のりは筆で塗れるようなアラビヤのり良いです」(原文ママ)
とありますが、管理人は次のような工法をとりました

  1. タコ糸は、左側板~妻~右側板と巻き付けるように貼るので、89~90cmぐらいに切る
  2. タコ糸の端を木工ボンドで側板の左端に接着
  3. 数分置いてある程度固着したらタコ糸をピンと張って側板の右端まで、少量の木工ボンドで接着
  4. 1~2繰り返してもう2~3本、同様に貼る
  5. タコ糸の要所要所に瞬間接着剤をしみこませて強力に固着させる
  6. さらに数分置いて5がある程度固着したら、タコ糸を妻板(接着しない)をまたいで右側板に回す
  7. 2~5と同様に右側板にもタコ糸を貼る
  8. これを計3セット繰り返し、計11本のタコ糸を貼る
  9. 扉・妻板など、余分なタコ糸を切除する

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タコ糸が渡された妻板の様子
前述の通り、後ほど切除します

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タコ糸を貼り終わった状態です

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タコ糸を切除し、ベンチレーター・雨樋・ライトなどを取り付けました。
ディティールはあっさりで、貫通扉の形状も違いますが(実際は少し奥まっている)、「60年代の記事の通りに作ってみる」という実験的な意味も込めて作っているので、外装に関しては敢えて手を加えず、ほぼ記事の通りに作りました。

あとは塗装です。


次回へ続く

久しぶりの更新となります。

今年2月の近鉄12200系の定期運用終了により、伝統のオレンジ+紺色の近鉄特急が定期列車では見られなくなってしまいました。
そこで、オレンジ+紺色の近鉄特急を作ってみたくなったので作ったのが、今回の18200系です。
制作期間は今年の3月18~29日です。

なぜ12200系ではなく18200系なのかというと、12200系は制作済みなのと、YouTubeで見た鉄コレ第30弾の開封動画に登場した18200系を見て気になっていたからです。

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で、いきなりですが、こちらが完成写真です。
いつもは先頭車1両だけの場合が多いですが、今回は2両編成で作りました。



以下、制作中の写真です。


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車体は、いつも通りCADで作図したものをケント紙に印刷して切り出します。
塗り分けのラインは、この時点でボールペンでなぞって少しへこませておきました。

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屋根はダイソーの板材(桐製)を使用しました。
削りすぎたりささくれたりした箇所は、セメダインの木工パテを盛って修正します。

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大きく飛んで、塗装とディティールパーツの取り付けが終わった状態です。
前照灯は筒状に巻いたコピー用紙、配管はクラフトバンドです。

さて、この種の近鉄特急の窓ガラスは青い色をしています。

この窓の素材として流用するべく、100均や文具店で下敷きやクリアファイル、セロハンなどを探しても売っていません。

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が、そこでダイソーのファイルのコーナーで目に飛び込んだのが、こちらのバーファイルです。
色もイメージ通りで、薄くてペラペラな材質なので、まさにぴったりでした。

これに続けて、初代ビスタカーの10000系や、二代目ビスタカーの10100系(C編成)も作りたかったのですが、別件でメンタルをそがれる事態が発生したため、気力が消失してしまいました。

次回は、ティッシュ箱を素材にしたコキ10000を紹介する予定です。







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突然ですが、今月に入ってから久しぶりに紙紐工作をしました。

今回作ったのは、山形交通モハ103をモデルにした木造小型電車(2軸単車)です。
(あくまでも自由形であり、モハ103を再現したわけではありません)

紙紐工作は今回3作目ですが、1作目のC12、2作目のEF66よりも形状が単純で、大きさも小さいので10日強でできました。

今回は、制作の様子を淡々と追っていきます。
材料は、グレー以外はダイソーの紙紐バンド(”ペーパークラフトバンドキット”という商品名です)、グレーは楽天で購入した紙紐バンドを使用しています。
縮尺はOゲージと同じ1/45です。


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2021/2/11
設計をもとに製作開始。


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2021/2/12
側板を組みます。寸法は紐の本数基準なので、紙紐をゲージ(スペーサー)にして組んでいきます。


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2021/2/14
窓サッシは、紙紐をOHPフィルムに貼りつけて作ります。


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両面の側板ができました(上が表側。下が裏側)。窓サッシはランダムで開閉させた状態で取り付けています。

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2021/2/15
側板の裏面(車内側)に扉と、内板となる茶色のバンドを貼っていきます。
床板も黒のバンドで作ります。

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ここで座席を取り付け。床板を取り付けるためのノリシロになります。

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側板と床板を接合しました。車体の幅を保持するための補強(梁)も取り付けます。



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前面は、現物合わせで構築します。

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かなりデフォルメしましたが、荷棚(網棚)も作ります。

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2021/2/18
屋根は、内装が破損した際の修理を考えて着脱式とします。
車体にピッタリ合わせるため、車体に仮止めして現物合わせで外形を組んでいきます。

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2021/2/20
補強材と、外形となる雨どいに合わせてバンドを2枚重ねで接着します。
写真は1枚目を接着したところ。

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2枚目のバンドを貼り付け終わったところ。
先頭部は縦横にカーブしているので、3本幅ずつに切り離して接着していきました。

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2021/2/21
台車枠を組みます。

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車体に取り付けたのち、車輪も取り付けます。
車輪と車軸は形だけで、一応は回るもののスムーズにはいきません。

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雰囲気だけですが、つり革です。

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2021/2/22
雰囲気だけですが、運転台と手ブレーキです。
片方の運転台はブレーキハンドルが取り外されています。

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内装を全て取り付けた様子

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パンタグラフ。面倒だと思ってましたが意外とすぐできました。

そして、作業日数約10日で完成しました。

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営業運転している状態を意識したので、一部の窓は開いています。
相変わらず工作のアラが目立ちますが、古い木造車のヨボヨボ感が出ているのではないでしょうか(言い訳)
ゆくゆくは運転士や乗客も作って乗せたいです。



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