11日の続きです。
さて、今回は「色に惑わされるな」です。
タンク車、とりわけタキ43000の塗装について。
タキ43000の塗装は、
日本石油輸送(以下:JOT)が黒または緑とグレーのツートン(以下:緑)
日本オイルターミナル(以下:OT)が青です。
尚、ステンレス製タンクの試作車(であろう)のタキ143645の1両(JOT所有)だけ銀色です。
しかし、一部で例外があるのです。
管理人が実際に惑わされた話。
タキ43000は43t積のガソリン専用タンク車です。
1989年に44t積のモデルチェンジ車が登場し、車番は頭に2が付けられ、便宜上243000番台と呼ばれます。
車番は前述のタキ143645に続いて、タキ243646から始まっています。
当初の塗装は黒でしたが、途中で緑に変わりました。
が、管理人は、
黒は旧塗装で、のちに緑に塗り替えられたと思っていました。
この記事のトップに貼ってあるイラストで「旧塗装」と書いているのがそれを物語っています。
昨年2月8日の記事では
その間違いに気づいたのが、こちらの動画です。
1:18で一時停止すると分かりますが、黒いタキの車番が「タキ243655」となっています。
そのあとにも1:30に「タキ243658」という黒い243000番台が連結されています。
これで、黒い243000番台が現存することが分かりました。
一瞬、「塗装費節約のために再び黒くなった」という浅はかな考えをしましたが、違いました。
Wikipediaによると、タキ243646~243655は黒一色、タキ243666~243680は黒と緑が混在、タキ243681以降は全て緑ということが分かりました。
つまり、黒で落成した車両は現在も黒なのです。
尚、243000番台は台車がグレーなので、簡単に見分けられます。
ということです。
次回は後編となる「タンク車に関する一考察 その3-2」をお送りします。
ややこしい塗装の話ですが、今回とは次元の違うお話です。
*この考察は受け売りであり、他の方が書かれた記事を見聞きして得た知識を自分なりに咀嚼したものです。
さて、今回は「色に惑わされるな」です。
タンク車、とりわけタキ43000の塗装について。
タキ43000の塗装は、
日本石油輸送(以下:JOT)が黒または緑とグレーのツートン(以下:緑)
日本オイルターミナル(以下:OT)が青です。
尚、ステンレス製タンクの試作車(であろう)のタキ143645の1両(JOT所有)だけ銀色です。
しかし、一部で例外があるのです。
1 番台区分編
(うまく見出しのタイトルが付けられませんでした)管理人が実際に惑わされた話。
タキ43000は43t積のガソリン専用タンク車です。
1989年に44t積のモデルチェンジ車が登場し、車番は頭に2が付けられ、便宜上243000番台と呼ばれます。
車番は前述のタキ143645に続いて、タキ243646から始まっています。
当初の塗装は黒でしたが、途中で緑に変わりました。
が、管理人は、
黒は旧塗装で、のちに緑に塗り替えられたと思っていました。
この記事のトップに貼ってあるイラストで「旧塗装」と書いているのがそれを物語っています。
昨年2月8日の記事では
登場当初は従来どおり黒でしたが、のちに区別のため下段の1・2両目のように緑とグレーのツートンカラーとなりました。と書きましたが、「塗り替えられた」とは書いていないので、事実と合っていると読み取れなくもないでしょう。
その間違いに気づいたのが、こちらの動画です。
1:18で一時停止すると分かりますが、黒いタキの車番が「タキ243655」となっています。
そのあとにも1:30に「タキ243658」という黒い243000番台が連結されています。
これで、黒い243000番台が現存することが分かりました。
一瞬、「塗装費節約のために再び黒くなった」という浅はかな考えをしましたが、違いました。
Wikipediaによると、タキ243646~243655は黒一色、タキ243666~243680は黒と緑が混在、タキ243681以降は全て緑ということが分かりました。
つまり、黒で落成した車両は現在も黒なのです。
尚、243000番台は台車がグレーなので、簡単に見分けられます。
まとめ
タキ43000形243000番台の塗装
・タキ243646~243655 : 黒一色
・タキ243666~243680 : 黒と緑が混在
・タキ243681以降 : 全て緑
黒で落成した車両は現在でも黒
ということです。
次回は後編となる「タンク車に関する一考察 その3-2」をお送りします。
ややこしい塗装の話ですが、今回とは次元の違うお話です。