一昨日の朝のことです。
PC(windows8.1)の電源を入れ、スタート画面からデスクトップを表示すると、アイコンが1つも出ていませんでした。マウスポインタも重いです。

何か処理が重くなっているのは明らかでしたが、頭をよぎったのが昨年11月に発生したHDDの故障でした。
しかし、2分ほどしてアイコンは表示されましたが、PCの挙動は相当重く、まともに使えたものではありません。
タスクマネージャーを開くと、この重さの原因は「McAffe Module Core Service」でした。
「タスクの終了」を何度クリックしても効きません!

この「McAfee Module Core Service」、最近はことあるごとにメモリを消費し(「爆食い」と言ってもいいレベル)、特にChromeを扱うと(長い動画を視聴してブラウザバックする、chromeを閉じるなど)PCがかなり重くなりました。メモリも100MB単位で消費していました。
そして一昨日は起動直後からこれです。

少ししてマウスがある程度軽く動くようになったので、Chromeを起動してネットを使用していましたが、10数分ほどでまた動作がガクガクになりました。
起動から約30分。この間ずっとメモリ使用率は75~97%ぐらいの間を行き来し、最大で22万MBも消費されるという異常な状態でした。しかもMcAffe Module Core Serviceだけでです!
ついには「メモリが不足しています」という警告が出ました。

シャットダウンして電源を入れ直してみましたが、電源が入った時点から激重です。
原因はもちろんMcAfee Module Core Service。
鎮静化する気配は全くなく、もはやセキュリティーソフトの存在意義すら疑う事態です。



さて、管理人の家のPCに入っているマカフィーは、プロバイダのj:comが提供する「McAfee for ZAQ」です。
なので、j:comのコールセンターに連絡したところ、原因がマカフィーであることを確認するため、一旦マカフィーをアンインストールすることに。

アンインストールが完了して再起動したところ、メモリ占有はなくなりました。
しかし、ここで予想外の事実が!
マカフィーをアンインストールしている途中で、アクションセンター(コントロールパネル>システムトセキュリティ>アクションセンター)からの警告が出ました。
セキュリティーソフトをアンインストールしているので当然ですが、ここでオペレーターさんから、「Windows defenderがあるのならばマカフィーはいらない」という衝撃の事実が伝えられました。
そのため、「McAfee for ZAQ」の再インストールは行わないことになり、この一件は2時間がかりで収束しました。

トラブルが解決できたどころか、あのことあるごとにPCを重くするセキュリティーソフトから決別することができたのです。
それ以降はというものの、PCの動作が非常に軽くて快適になりました。
今のところ問題は発生していません。

しかしまあ、時にPCの利用をままならなくするセキュリティーソフトは考え物ですね。