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今年の秋ごろからは路面電車ばかり作っていました。
そこで今回は、その秋から作っていた路面電車群を紹介して、今年の記事の締めくくりとしたいと思います。
(修理に出していたPCは、月初めに復旧しました)

さて、今回制作した路面電車は次の通りです(トップの写真左から)。

札幌市電D1040形
札幌市電M1000形+Tc1形
東京都電6000形
名古屋市電1400形
広島電鉄750形766号 西部警察PART-Ⅱ「にしき堂号」
広島電鉄570形
(以下、写真に写っていない車両)
茨城交通水浜線 123号(縮尺を間違えたので黒歴史となりました)
土佐電気鉄道600形 ジャパリバス風塗装(フリー)


制作にあたっては、ネット上で見つけた図面をもとに型紙を作成しました。
車体はケント紙(先頭部の屋根はバルサ)+木材補強といういつも通りの構造です。
「それらしく見えればいい」というコンセプトのもと、若干デフォルメして作っています。

●札幌市電 D1040形

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「路面電車」を紹介と言いながら、いきなり気動車です。(初代「電車でGO!」みたいだ)
世にも珍しい「路面気動車」ということで、ネタ枠として制作しました。
特徴的な前面は難しそうでしたがなんとかそれっぽく作れました。

塗装は、塗料の選定にかなり悩みましたが、ベージュは手元にあった「セールカラー」、緑は「コクピット色(三菱系)」としました。
が、緑が濃すぎました。

●札幌市電M1000形+Tc1形

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こちらも路面電車では珍しい増結用のTc車です。
M1000形は現役ですが、Tc1形と連結運転されていたころを再現しました。
M1000形は、公民館の文化祭に出展するために先に完成させていましたが、このほどTc1が完成し、晴れて「親子電車」を再現できました。

●土佐電気鉄道600形 ジャパリバス風塗装(フリー)
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今年ちょっとしたムーブメントとなった、アニメ「けものフレンズ」に登場する「ジャパリバス」を路面電車にしてみました(もちろん架空の塗装です)。
完全な架空車両にせず、実在車両に塗装しているのがミソです。
あくまでも「風」の塗装なので、完全再現とはなっていません。

車体は、手元にボロボロで放置されていたハセガワの土佐電600形「NOVA号」のプラモ(ディスプレイモデル。20年前のもの)を採寸して型紙を起こしました。
結構グダグダな工作になってしまったので改良の余地ありです。
標準色やNOVA号、桃太郎電鉄も作ってみたいです。



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●広島電鉄750形766号 西部警察PART-Ⅱ「にしき堂号」(写真奥)
この車両もネタ枠です。
1982年10月放送の、「西部警察 PART-Ⅱ 第18話 広島市街パニック!!」に登場し、爆破された車両です。
ググって出てきた画像をいろいろと参考にして再現しました。
「にしき堂」のロゴは、同じくググって出てきたロゴ画像を加工しています。

●広島電鉄570形(写真奥から2番目)
現存する582号がモデルです。
570形の種車は神戸市電500形J車・K車・L車の3タイプありますが、こちらはJ車が種車のタイプです。
500形J車の図面をもとに作成したのですが、広電に来てからは神戸市電時代とは側面の配置がかなり変わっているので、それに合わせて寸法を直すのに苦労しました。

塗装は、Mrカラーの「カーキ」と「コクピット色(三菱系)」です(当初は札幌市電をこの色にする予定だったが、神戸市電の方がしっくりくる色と感じた)

●名古屋市電1400形(写真手前から2番目)
名古屋市電はこれまでまともに触れたことがない鉄軌道事業者ですが、全国の路面電車を作りたかったので作ってみました。

●東京都電6000形
全盛期の都電の代表的な車両で、各地に同型車が存在することから、管理人の中で「日本を代表する路面電車」というイメージがあります。
行先は全盛期のイメージで「澁谷駅」となっています(「渋」が旧字体なのがミソ)。
型紙を流用して、各地の同型車も作ってみたいです。


今年制作して完成した車両は26両。
来年は路面電車をメインに作っていきたいと思いますが、普通鉄道の車両も作りたいです。

今年の更新は今回で最後の予定です。
よいお年を。


おまけ
作りたいと思う車両一覧(全部作るとは言ってない)

函館市電500形
長崎電気軌道2000形
西鉄北九州線500形(A級ゲテモノ魔改造チンチン電車)
熊本市電8200形
鹿児島市電500形散水電車
都電5500形
都電7000形(旧車体)
江ノ電100形
茨城交通水浜線123号(作り直し)

西鉄6000形
キハ187系
E7系(W7系)
キハ58系(作りかけで放置中)