今年の2月7日で、管理人の住む下関市にあった路面電車、山陽電気軌道の軌道事業の廃止から50年となります。(最終営業は前日の1971年2月6日)

というわけで、山陽電気軌道の半鋼製・全金属製車のほぼ全車種のペーパークラフトを作ったので配布いたします。

DSCF6289

制作したのは、上の写真に写っている15車種。木造車は資料の関係上割愛させていただきました。
数が多いので、今回は画像1枚につき4~3両のセットでの配布となります。

尚、山陽電気軌道では形式名という概念はなく、車番のみ付与していたようなので、記載されている形式名はあくまでも便宜上のものとお考え下さい。
台車の形状は正確ではありません。

画像サイズはA4を想定しています。
「100mm」と書いてあるゲージが100mmになるように調整して印刷するとほぼNスケールになります。


s_sanden100_set
100形  101号 102号 109号 114号
2軸車。101号と102号(実車は101~108号)は木造車を鋼体化したものです。

s_sanden200_set
200形 201号 202号 206号
201号(実車は204・205号も)は藤永田造船所製、202号(実車は203号も)は梅鉢鉄工所製で、窓の配置が異なります。
206号(実車は207号も)は3扉車として製造され、2扉に改造された車両です。



s_sanden500_set
300形 500形 510形 600形
510形は三重交通神都線からの譲渡車。

s_sanden700_set
700形 800形
ワンマン車はオレンジの帯が入ります。一部の車両はZパンタに換装された模様。
700形は緑の部分がマルーンだった時期があったようです。(過去記事参照)
811号(実車は812号も)は、三重交通神都線から譲渡された木造車の531号(812号は532号)を鋼体化した車両です。

DSCF6291
作例。
慣れると、1両5~6分ぐらいで作れます。