さて、今回から工作に入ります。
準備はよろしいでしょうか?

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 まず、型紙をA4のフォトマット紙またはケント紙に印刷します。
写真は試作品なので、配布しているものとは違いますが、パーツと作り方自体は同じです。

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最初に「1 ベース」を作ります。

型紙の中で、青い線でかかれているのはノリシロです。
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折り曲げるときは、折り曲げるところを、書けなくなったボールペンなどでなぞってスジを入れて折りやすくしていきます。

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直線をカッターで切るときは、定規を当ててまっすぐに切ります。
この定規は、プラスチック製だと、切れたりカッターが乗りあがってきて指を切ったりする危険があるので、必ずステンレス製(なけれは竹製)を使いましょう。

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「2 フレーム」を作ります。
写真では「ランボード」と書いてありますが、修正したのでパーツの名前が変わりました。
また、印刷した型紙のほうでは、パーツの取り付け位置が書かれていると思います。

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「1 ベース」と組み合わせます。

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裏返したところです。
「1 ベース」は、両側を9mmずつあけて、真ん中に接着します。
「1 ベース」「2 フレーム」は、どちらも前後の向きが決まっているので、まちがえないように注意しましょう。

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後ろ側から見たところです。
印刷した型紙には、水色で描きこまれた線と同じようにグレーの線が入っているはずです。

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「3 ボイラー」を作ります。

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断面が丸い棒(写真では色鉛筆)に巻き付けるようにして、曲げぐせをつけます。
そして、ノリシロを接着して筒にします。

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さて、ボイラーの両端はノリシロを使わずに接着します。
まずは、筒になったパーツの端に、つまようじでボンドをつけます。

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そこにフタをするように、丸いパーツを接着します。
(両端とも、この丸いパーツを接着してください)

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完成したボイラーのパーツです。

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「4 キャブ」を作ります。
窓があるので、先に切り抜いておきましょう。

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丸い穴は、先ほどの「3 ボイラー」を通す部分です。
ここはハサミが入らないのでカッターで切り抜きます。
90°(4分の1周)ほど切ったら(カッターは赤い矢印の方向に動かす)、紙を反対方向にその分回し(水色の矢印の方向に回転させる)、これを繰り返すと上手に丸く切り抜けます。

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組み立てる前に、穴に「3 ボイラー」が入るかどうかチェックします。
きつくて入らなかったら、穴を少し広げましょう。

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窓のそばのノリシロは、きれいに折り曲げにくいので、写真のように定規を当てて折ります。

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キャブを組み立てます。
写真のように、「側面→屋根→反対側の側面」と、順番に接着していきましょう。
パーツの辺同士をピッタリ合わせるのがポイントです。

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キャブの後ろ側にある石炭を積む部分は、ノリシロがくっつきにくいです。
なので、写真のように細い棒(写真では耳かき)でなでてくっつけます。

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後ろ側に、ナンバープレート(小さい四角のパーツ)を貼ります。
場所はだいたいの位置でOKです。

さて、今回はここまでです。
今の時点では、パーツが3つのかたまりになっているはずです。
次回までなくさないようにしておきましょう。

お疲れさまでした。