鉄道でいろいろやるブログ

タイトルの通り、鉄道に関するいろいろなことを紹介します。 メインは、模型工作や雑記、たまに発達障害の話題も。

カテゴリ:工作講座 > Cタンク蒸気機関車

前回からの続きです。

いよいよ今回で完成となります。

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車輪を作ります。
厚さ1mmほどの厚紙(写真では板目表紙を使用)を円形に切り出します。
直径10mmと直径12mmのものを、それぞれ6つずつ切り出します。

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切り出すときは、ハサミを使うと楽です。
管理人は普段、穴あけポンチで押し抜いていますが、こちらは取り扱いに注意が必要なので、お子様の工作の場合、安全を考えるとオススメできません。

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切り出した、直径10mmと直径12mmの円盤を、中心を合わせて(大体でOK)貼り合わせます。

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車輪を本体に取り付けます。
取り付ける位置は描きこまれているので、そこに合わせて接着します。
円の下の方が切れていますが、車輪は下に3mmほどはみ出すように接着します。

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真ん中と後の車輪に、「13 動輪中心」を貼ります。
実際は3つ全部の車輪に付いているはずですが、前側の車輪は中心部がかくれるので省略しました。


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ロッドを取り付けます。
このパーツは細いので、注意深く切り抜きましょう。

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最初に「14 サイドロッド」を取り付けます。

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「15 主連棒・スライドバー」を取り付けます。

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「16 ユニオンリンク・ラジアスロッド・偏心棒」を取り付けます。

なお、13~16のパーツは、反対側にも同じように取り付けます。

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「19 解放テコ」を取り付けます。
 
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「18 連結器」を作ります。

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写真のように、車体の前後に取り付けます。
 

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 完成です!


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合計5回にわたって解説してきた工作はどうでしたか?

工作の楽しさを分かってくれたら、管理人はうれしいです。

それでは、工作おつかれさまでした。

 

昨日の続きです。

ある程度形ができましたね。

今回からは細かいパーツを作っていきます。

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「7 シリンダー」を作ります。
下の方に小さい丸が見えますが、これはシリンダーの側面に付いているバルブです。
切るのが大変なので、今回は付けないことにしました。

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折り曲げて組み立てます。
カーブしているところは、つまようじを当てて曲げます。

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前から13mmのところに取り付けます。

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「7 煙室扉」(しまった!番号を修正し忘れた!正しくは8です。)を取り付けます。
切って写真のように貼るだけです。

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「9 煙突」を、ボイラーの先端から8mmのところに取り付けます。

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「10 ヘッドライト」をボイラーの先端に取り付けます。
実際は、前に飛び出して取り付けられていますが、工作を簡単にするため、直接つけています。

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「10 ドーム」を取り付けます。まずは根元の部分(ドーナツ形のパーツ)を接着します。

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側面部分を筒状にして取り付けます。

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上の部分は丸くなっているので、やわらかい物の上(写真では手のひらにのせてやっていますが、ざぶとんなどを使えばOK)にのせて、先が丸いものでグリグリ押して丸くへこませます。

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接着してドームは完成です。

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「12 天窓」を取り付けます。
ドームとキャブの間にパーツ(安全弁)がついていますが、小さくて作りづらいので、ここでは省略します。
付けたい人は、写真を参考にそれっぽく作りましょう。



さて、今回はここまでです。
細かい作業、おつかれさまでした。

次回はいよいよ車輪がついて完成です。



 

6日の記事の続きです。
前回はキャブの組み立てで終わりましたね。

現時点では、フレーム・ボイラー・キャブの3つのパーツができていると思います。

では、続きに入りましょう。

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 タラップの内側を切り抜きます。
カッターの刃が勢いあまって、パーツ部分まで切ってしまわないように、両端から真ん中まで切るようにしましょう。
難しかったら、タラップは省略してもいいでしょう。

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キャブとタラップをフレームに接着したところです。
キャブの窓の下の縦線部分には、余白を幅1mmに切ったものを写真のように貼るとリアルになります。

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「5 ボイラーの受け」を作ります。

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フレームの、「5」と書かれているところに合わせて接着します。

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ボイラーを取り付けます。
ボイラーはキャブの穴にさしこみます。
キャブの内側には1cm入り込ませます。
また、ボイラーのノリシロで貼り合わせた部分が真下にくるように接着しましょう。

この時点でもう誰が見ても蒸気機関車です。

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「6 水タンク」を作ります。

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折り曲げているところ。
カーブしている部分は、つまようじか何かを押し当てて曲げましょう。

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本体に取り付けます。
四角いパーツはナンバープレート、丸いパーツは給水する場所のフタです。
写真のように貼りましょう(大体でOK)
丸いパーツは穴あけパンチで抜くと簡単できれいにできます。

さて、ここからは細かいパーツの工作になるので、今回はここまでです。

お疲れさまでした。




さて、今回から工作に入ります。
準備はよろしいでしょうか?

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 まず、型紙をA4のフォトマット紙またはケント紙に印刷します。
写真は試作品なので、配布しているものとは違いますが、パーツと作り方自体は同じです。

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最初に「1 ベース」を作ります。

型紙の中で、青い線でかかれているのはノリシロです。
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折り曲げるときは、折り曲げるところを、書けなくなったボールペンなどでなぞってスジを入れて折りやすくしていきます。

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直線をカッターで切るときは、定規を当ててまっすぐに切ります。
この定規は、プラスチック製だと、切れたりカッターが乗りあがってきて指を切ったりする危険があるので、必ずステンレス製(なけれは竹製)を使いましょう。

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「2 フレーム」を作ります。
写真では「ランボード」と書いてありますが、修正したのでパーツの名前が変わりました。
また、印刷した型紙のほうでは、パーツの取り付け位置が書かれていると思います。

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「1 ベース」と組み合わせます。

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裏返したところです。
「1 ベース」は、両側を9mmずつあけて、真ん中に接着します。
「1 ベース」「2 フレーム」は、どちらも前後の向きが決まっているので、まちがえないように注意しましょう。

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後ろ側から見たところです。
印刷した型紙には、水色で描きこまれた線と同じようにグレーの線が入っているはずです。

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「3 ボイラー」を作ります。

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断面が丸い棒(写真では色鉛筆)に巻き付けるようにして、曲げぐせをつけます。
そして、ノリシロを接着して筒にします。

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さて、ボイラーの両端はノリシロを使わずに接着します。
まずは、筒になったパーツの端に、つまようじでボンドをつけます。

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そこにフタをするように、丸いパーツを接着します。
(両端とも、この丸いパーツを接着してください)

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完成したボイラーのパーツです。

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「4 キャブ」を作ります。
窓があるので、先に切り抜いておきましょう。

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丸い穴は、先ほどの「3 ボイラー」を通す部分です。
ここはハサミが入らないのでカッターで切り抜きます。
90°(4分の1周)ほど切ったら(カッターは赤い矢印の方向に動かす)、紙を反対方向にその分回し(水色の矢印の方向に回転させる)、これを繰り返すと上手に丸く切り抜けます。

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組み立てる前に、穴に「3 ボイラー」が入るかどうかチェックします。
きつくて入らなかったら、穴を少し広げましょう。

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窓のそばのノリシロは、きれいに折り曲げにくいので、写真のように定規を当てて折ります。

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キャブを組み立てます。
写真のように、「側面→屋根→反対側の側面」と、順番に接着していきましょう。
パーツの辺同士をピッタリ合わせるのがポイントです。

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キャブの後ろ側にある石炭を積む部分は、ノリシロがくっつきにくいです。
なので、写真のように細い棒(写真では耳かき)でなでてくっつけます。

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後ろ側に、ナンバープレート(小さい四角のパーツ)を貼ります。
場所はだいたいの位置でOKです。

さて、今回はここまでです。
今の時点では、パーツが3つのかたまりになっているはずです。
次回までなくさないようにしておきましょう。

お疲れさまでした。

 

世間は夏休み真っ最中ですね。

夏休みといえば、工作の宿題。
何を作るか決まりましたか?

まだ決まってない人、特に鉄道が好きな人は、蒸気機関車を作ってみてはいかがでしょうか?

今回は、小さくてリアルな蒸気機関車の作り方を数回に分けてお送りしようと思います。

★ご注意(保護者の方もお読みください)★

この工作は、主にカッターナイフを使います。
なので、小学校高学年以上を対象としています。
お子様が工作をされる場合は、ケガの無いように、保護者の方が注意してあげてください。

工作中のケガ及びその他の事故・損害については、管理人は責任を負いかねます。


用意するもの

ない場合は、写真の右にあるリンクをクリックすると、Amazon、楽天で買うことができます。

道具


カッターナイフ

カッティングマット(工作マット)
ステンレスの定規
はさみ
木工ボンド

ピンセット
つまようじ
断面が丸い棒(色鉛筆など)
細くてかたい棒(耳かきなど)

材料

ペーパークラフトが作れる紙
(フォトマット紙、ケント紙など)

厚さが1mmぐらいの厚紙(廃材でもいいです)

準備


まずはこちらをクリックして、型紙をダウンロードし、A4で印刷してください。

kskctank

この記事では白い紙で作るものとして説明しますが、黒い紙で作りたい場合は、5月8日の記事を参考にしてください。

この機関車は、かつて存在した車両メーカー「汽車製造」が、私鉄や引き込み線用に製造した小型の蒸気機関車がモデルです(あくまでも、それっぽい架空の車両です)。
昔は、鉄道模型初心者用として、各社から模型が発売されていました。

実在の蒸気機関車を作るのは難しいので、今回はこの機関車を作りましょう。



早いですが今回はここまでです。

次回から工作に入ります。

それまでに、必要な道具・材料を準備して、型紙を印刷しておいてください。

では、次回またお会いしましょう。


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